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研修・職員育成

先輩職員の経験談から自分自身を振り返る/階層別研修ステップアップ研修〔1〕

同朋会に入職してから2~3年目となる職員を対象に、ステップアップ研修〔1〕を開催しました。7事業所から10名の職員が参加しています。皆さんそれぞれに、経験を積み重ねながらスキルアップする一方で、様々な悩みや困り感などを抱えており、先輩の経験談や講義を踏まえて、グループディスカッションで大いに語り合いました。
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感染防止のためオンラインシステムZoomを利用して開催

1.開会あいさつ
   職員育成委員会委員長 平井 八重子(かようこども園園長)
   参加者自己紹介
2.講義1 座談会「入職2,3年目に感じた職員の経験談」
   〈話し手〉ワークス伊自良 施設長 岡本 貴之
        美山荘 主任生活相談員 小谷 崇博
   〈進 行〉伊自良苑 施設長 林 信宏
3.講義2 & グループディスカッション
「入職2,3年目の仕事上の悩みとその対応、解決に向けて」
    講師 職員育成委員長 平井 八重子
4.閉会
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参加者の研修後のレポートなどは、改めて報告します。

■ ステップアップ研修〔1〕の様子
R5_ステップアップ研修〔1〕_20230603
 
 
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自分の感情をコントロールして、笑顔を大切にする介護福祉士になりたい/「初任者研修」研修後の受講者レポート

 
社会福祉法人 同朋会 階層別研修『初任者研修』に参加した
入職1年目・初任者からの研修後レポートを紹介します。
少し長文になりますが、お読みいただけるとうれしいです。
 
1.初任者研修で学んだこと
①丁寧な挨拶を心がける。「おはようございます」と言っている自分を動画で見た時にあまり表情がわからなかった。マスクをしていると目元しか見えないため、いくら笑っていても相手には伝わりにくい。笑顔で挨拶されると気持ちがいいし、私も「おはようございます」と笑顔で言いたくなる。
丁寧な挨拶を心がけることでお互いに良い影響になると思う。
 
②「6つのS宣言」 smile、speedy、specialty、sincerity、smart、studyの6つのSは仕事をしていく上で本当に大切になってくる言葉である。
同朋会の職員という認識を持つために、基本理念である“一つの命を共に生きる”と共に6つのSも頭に入れておくことで、法人の職員という自覚を持つことができる。
 
③価値観の違う人と関わって仕事をしていく上で、相手を否定するのではなく、まず一旦 受け止める。
入社して1か月が経ち、どんな職員さんなのか、少しずつ分かってきた中で、やはり価値観の違う人はいる。学生の頃は距離を置いたり、関わりを無くすことができるが、社会人になるとそうはいかない。
仕事をしていく中で、職員同士でコミュニケーションを図ることはとても重要なため、まずは相手の立場に立って考え、相手を否定しないことが大切であると思う。

2.次のステップへの努力目標
私が半年間で目指すことは2つある。

1つ目は、自分の感情をコントロールして、利用者さんと関わること。
私は採用試験の時に笑顔を大切にする介護福祉士になりたいと話した。利用者さんの笑顔を見ると元気が出て、頑張ろうと前向きな気持ちになる。
しかし、常に笑顔でい続けることは簡単にできることではない。不満に思うこともあれば、利用者さんの言動にイライラすることだってある。疲れている時も徐々に笑顔が少なくなっていき、疲れが顔に出てしまう。そんな時に、どのように自分の感情をコントロールして関わっていくかが課題である。

グループディスカッションで不十分だと思う接遇でこのことを発表した時、グループメンバーからアドバイスをもらった。
イライラしてしまった時などに、一人で対応しようとせず、他の職員に頼るというアドバイスだった。体験談として「先輩方の関わり方を見て、頼ってもいいんだとわかった」というものだった。
このアドバイスから私は客観的に自分を見て自己覚知することが感情コントロールする上で大切だと考える。そのため、私はこの半年間で自分の感じ方や受け止め方を知り、感情をコントロールして利用者さんと関わっていきたい。

2つ目は、「ほうれんそう」を心がけること。介護の仕事は1人でやるものではない。
利用者さんに安心して生活していただくために、多くの職員と情報を共有し、協力して行う仕事だ。
そのため、小さなことでも報告・連絡をして全員で共有する。
また、椿野苑ではメンター制度がある。悩みや困っていることがある時に、一人で考えすぎるのではなく、まずは相談する。

あっという間に1年が経ってしまうため、日々勉強し楽しみながら仕事をする。
 
 
■初任者研修の受講者9名(上3段)
同朋会 初任者研修_20230513
■職員育成委員4名(下2段)
■講師は、鷹取社会保険労務士(最下段右)
 
 
参考 椿野苑メンター制度
 
参考「
同朋会の成り立ちと福祉従事者としての接遇を学び現場での活躍を誓った~同朋会の新しい仲間/令和5年度『初任者研修』
 

挨拶が作業とならないよう自分の気持ちや思いを相手に伝えるようにします/「初任者研修」研修後の受講者レポート

 
社会福祉法人 同朋会 階層別研修『初任者研修』に参加した
入職1年目・初任者からの研修後レポートを紹介します。
 
1.初任者研修で学んだこと
 ① 一言だけの挨拶であっても、自分の気持ちや思いを相手に伝えようという意識が大切であると学びました。自分が挨拶した動画を見て、あのような挨拶では気持ちよくないなと感じたからです。積極的に挨拶をしていくことも大切ですが、それが 一連の作業とならないよう思いを伝えることを大切にしていきたいです。
 
② 福祉の現場で働くということは、自分の言葉や行動が利用者さんの生活・人生に影響を与えるということを学びました。気軽に話せる関係も大切ですが、その一言一言に責任を持たなければならないと思ったからです。支援計画なども、利用者さん自身やこれからのことを考えたものを作っていきたいです。
 
③ ディスカッションを通して、相手の意見に対する質問やアドバイスが大切であると改めて学びました。自分が質問したりアドバイスを受けたりする中で、どちらもお互いにとって良い刺激になり、学びが深まると感じたからです。現場でも会議などする中で、相手の意見を聞いたり、自分の意見を言ったりすることを大切にしつつ、意見に対して質問してみるということも意識していきたいです。
 
2.次のステップへの努力目標
まず、表情に意識を向けていくことです。マスクをしている分、笑顔であっても目元だけではわかりづらい ということが分かりました。そのため、いつもより少しオーバーに顔の筋肉を動かしつつ、身振り手振りなどジェスチャーも活用しながら、自分の気持ちを相手に伝えられるようにしていきます。利用者さんにも伝わりやすくなると思いますし、感情豊かな人の方が親しみやすいだろうと思います。
 
次に、積極的にコミュニケーションを取ることです。私は、言葉遣いが不十分であると思っていましたが、グループディスカッションを通して堅くなりすぎるのも良くないため、丁寧よりも温かく柔らかい言葉遣いの方が良いと学びました。国語で習ったような堅苦しく難しい言葉ばかりではなく、親しみやすい言葉遣いができるよう多くの人とたくさんコミュニケーションをとって日々学び、振り返って吸収していきます。 
 
■初任者研修の受講者9名(上3段)
同朋会 初任者研修_20230513
■職員育成委員4名(下2段)
■講師は、鷹取社会保険労務士(最下段右)
 
参考「同朋会の成り立ちと福祉従事者としての接遇を学び現場での活躍を誓った~同朋会の新しい仲間/令和5年度『初任者研修』
 

同朋会の成り立ちと福祉従事者としての接遇を学び、新たな一歩を踏み出すことを誓いました~同朋会の新しい仲間/令和5年度『初任者研修』

 
例年開催している階層別研修の一つ
『社会福祉法人 同朋会 初任者研修』のご報告をいたします。
 
令和5年度の初任者研修は、2回に分けて開催。
 
今年度、高富保育園が山県市から同朋会へ移管されたため、
児童施設(かがしまこども園、かようこども園、高富保育園)の初任者が集合し
計21名の参加となりました。
これは2回目の研修会の報告です。
 
 
初任者研修 プログラム
9:45~ 開会あいさつ と 参加者自己紹介
 
10:00~ 理事長講話 『同朋会のこれまでの歩みとこれから」
 ■写真は、井上 悟 理事長
20230527_初任者研修(1)
 
20230527_初任者研修(2)
 
10:45~ 講義1 「同朋会の諸規程等について」
 ■講師は、鷹取社会保険労務士
 
11:30~ 昼食休憩
12:30~ 講義2&グループディスカッション
        「福祉サービス従事者としての資質と心構え~接遇・基本姿勢を中心に」

 1.講義
  ・ 福祉従事者としての接遇
 2.4グループに分かれてディスカッション
  ①「現場で実践している自分の接遇を振り返ってみる」
  ②「自分なりに一歩進める接遇の実践、さて何をする?」
 3.各グループからの発表~全体まとめ
 ■講師は、鷹取 人事コンサルタント・社会保険労務士・社会福祉士
  サポートは、職員育成委員会委員
 
 ■写真は、グループ・ディスカッションの様子
20230527_初任者研修(3)

 
14:40~ 閉会あいさつ
 
9時45分から15時00分頃までの長時間の研修となりましたが、
1回目と同様、初任者全員、真剣に聴講し、グループディスカッションで積極的に発言したり、他の参加者の意見を取り入れたりして、多くの刺激を受けていたようです。

この研修で学んだことを生かし、各施設での活躍を期待しています。
 
*参加者の研修後レポートは改めて報告させていただきます。
 
 
1回目の初任者研修は、こちら「現場での活躍を誓った/令和5年度『初任者研修』1回目
 
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待ってます (^^)/
 

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ご視聴ください!~令和4年度 『同朋会 事例研究活動発表会』ダイジェスト版 YouTube公開

 
令和5(2023) 1月21日に開催した
令和4年度『社会福祉法人 同朋会 事例研究活動発表会』の模様を
ダイジェスト版でお届けいたします。
YouTubeで、ぜひご視聴ください。

 
ここ ←クリックしてください。
令和4年度 社会福祉法人同朋会 事例研究活動発表

 
■関連blog 
令和4年度 『第9回 事例研究活動・発表会』を開催いたしました

事例研究活動・発表/ワークス伊自良「利用者支援とハサップ」取り組みから気づいたこと
事例研究活動・発表/養護老人ホーム 美山荘「みんなの知らない養護~医務と事務の観点から~」
事例研究活動・発表/かようこども園「保護者とのより良い関係づくりを目指して」
 
令和3年度  『第8回 事例研究活動発表会』ダイジェスト版 YouTube公開


同朋会の成り立ちと福祉従事者としての接遇を学び現場での活躍を誓った~同朋会の新しい仲間/令和5年度『初任者研修』

例年開催している階層別研修の一つ
『社会福祉法人 同朋会 初任者研修』のご報告をいたします。
 
令和5年度の初任者研修は、2回に分けて開催。
1回目はオンラインシステムZOOMを用いて実施しました。
 
初任者研修 プログラム
9:30~  (研修前)ZOOM使い方練習
9:45~ 開会あいさつ と 参加者自己紹介
 
10:00~ 理事長講話 『同朋会のこれまでの歩みとこれから」
 ■写真は、井上 悟 理事長
同朋会_初任者研修(1)_理事長_20230513
 
11:10~ 講義1 「同朋会の諸規程等について」
 ■初任者研修参加者(9名と職員育成委員、委員は左列)
 ■講師は、鷹取社会保険労務士(左下)
同朋会_初任者研修(1)_20230513
 
11:45~ 動画撮影:あいさつ「おはようございます」(一人ひとり撮影)
12:00~ 昼食休憩
13:00~ 講義2&グループディスカッション
        「福祉サービス従事者としての資質と心構え~接遇・基本姿勢を中心に」
 1.講義
  ① 福祉従事者としての接遇
  ② 撮影した動画、自分のあいさつ「おはようございます」を観て、感じる
 2.2グループに分かれてディスカッション
  ①「入職してから現場で実践している自分の接遇を振り返ってみる」
  ②「自分なりに一歩進める接遇の実践、さて何をする?」
 3.各グループからの発表~全体まとめ
 
15:00~ 閉会あいさつ
 
朝の9時30分から15時00分までの長時間の研修となりましたが、
初任者全員、真剣に聴講し、グループディスカッションに積極的に発言したり、他の参加者の意見を取り入れたりしていました。

この研修で学んだことを生かし、各施設での活躍を期待しています。
 
*参加者の研修後レポートは改めて報告させていただきます。
 
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事例研究活動・発表/ワークス伊自良「利用者支援とハサップ」取り組みから気づいたこと

 
令和5(2023)年1月21日(土)に開催した 「令和4年度 社会福祉法人同朋会 第9回 事例研究活動・発表会」において発表した取り組み内容を紹介します。
 
① 施設名
 障害福祉サービス事業ワークス伊自良
  
② 事例研究活動のテーマ名
 「利用者支援とハサップ」取り組みから気づいたこと
ワークス伊自良タイトル
 
 事例研究の概要
ワークス伊自良食品部門パン工房では、
①美味しいパン作り
②利用者さんと安心安全なパン作り
③利用者さんに仕事にやりがいを持ってもらう
④利用者さんに寄り添い働く事
を柱に、日々の業務に取り組んでいます。

①②では、ハサップ(国際基準の衛生管理方法)を導入し、利用者さんとの取り組みの中で、わかりやすく伝え取り組む工夫をしています。
③では、Y利用者さんの事例の中で、パンを作る事を通じて、お客様に喜んでもらえる、自分の力で収入を得るやりがいを持っていただける支援をしています。
④では、M利用者さん事例の中で、状態が悪い時の利用者さんに対して、何が原因で何を訴えているだろうと職員が真剣に向き合い、利用者さんにとって、安心できる存在になれるよう努力することが職員の成長に繋がるとの気づきがありました。

 
 事例研究活動・発表を終えての感想
今回の発表に至るまで、自分達が目指している「利用者さんと共に安心安全なパンをお客様に届けやりがい感じてもらう」事と、様々な問題を抱えている利用者さんが働きやすい環境を提供する事を両立する事の難しさを痛感しました。その中で、自身が気づかせてもらったこと、真剣に考えて向き合うこと、行動する姿があってこそ周りの方にも協力して頂けたことに感謝しています。今後は、利用者さんが働きやすい職場、また職員にとっても働きやすい職場であるようにしていきたいと思います。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。 
 
⑤ 事例研究活動参加メンバー
佐野亜記子
works-sanoさん
 
 施設長コメント
ワークス伊自良という事業所は同朋会において唯一の就労系事業所です。地域で生活している利用者さんが日中「働く」ことを目的として利用されています。事業所の特性上「仕事ができる、できない」にフォーカスされてしまう傾向がある中、今回の事例研究ではパン工房を利用されている利用者さんが主体的に仕事に取り組むにはどのような支援が必要なのか?問題行動とされている行動の表出に対して私たち支援者側がどのように捉え、考えるべきなのかなど『支援の本質』に気付くきっかけになったと思います。この気付きを大切に今後の支援に生かしていきたいと思います。
ワークス伊自良 施設長 岡本
 
 
 
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事例研究活動・発表/養護老人ホーム 美山荘「みんなの知らない養護~医務と事務の観点から~」

 
令和5(2023)年1月21日(土)に開催した 「令和4年度 社会福祉法人同朋会 第9回 事例研究活動・発表会」において発表した取り組み内容を紹介します。
 
① 施設名
 養護老人ホーム 美山荘
  
② 事例研究活動のテーマ名
 みんなの知らない養護~医務と事務の観点から~
美山荘_事例研究活動発表タイトル
 
③ 事例研究の概要
 養護老人ホームと 特別養護老人ホームとの違い
 養護老人ホームの概要 
 対象者・入所理由(経済的・環境的)・入所費用(措置とは)・業務内容等
 養護老人ホームならではの問題点・事例を挙げて支援の様子・提案・検証等
  
④ 事例研究活動・発表を終えての感想
  • 事例を通して利用者との関わりを改めて考えました。
  • その結果で利用者の生活が変化していくことに繋がっていきました。
  • 普段から利用者に合ったかかわり方をしていても それを文字にすることは難しいものだと感じました。
  • 大変な作業ではありましたが、発表を終えると達成感を感じることができました。
 
⑤ 事例研究活動参加メンバー
江尾 典子 臼井 厚子
美山荘_事例研究活動発表者
[美山荘利用者S画伯(男性82歳)作]
 
⑥ 施設長コメント
施設というと支援や介護現場に注目されがちですが、生活の場という点では今回の発表のテーマである「医務」と「事務」の観点は欠かせないものだと思います。
養護老人ホームと聞くと多くの人が「割と元気だけど経済的に問題のある人が市の紹介で入れる所」というイメージを持ってみえます。
ただ、利用者の入所期間は平均でも十数年となっており、高齢化による心身状態の低下も珍しくはありません。かといって、経済的な問題もあり、容易に他の施設に移れないのが現状です。
入所期間の長期化により本人にとって美山荘が心地よい居場所となっている事は事実であり、「医務」と「事務」は、利用者の気持ちに常に寄り添い、それぞれの立場で本人にとってのより心地よい居場所であるために一生懸命支援をしています。
今回の発表で、参加された皆さんにそういった日常場面での支援の雰囲気を感じていただけたなら幸いです。
発表者のお二方、お疲れさまでした。
美山荘 施設長 高橋
 
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事例研究活動・発表/かようこども園「保護者とのより良い関係づくりを目指して」

 
令和5(2023)年1月21日(土)に開催した 「令和4年度 社会福祉法人同朋会 第9回 事例研究活動・発表会」において発表した取り組み内容を紹介します。
 
① 施設名
 かようこども園(幼保連携型認定こども園)
  
② 事例研究活動のテーマ名
 「保護者とのより良い関係づくりを目指して」
~チームワークでサポートし合う保護者とのコミュニケーション~

かようこども園タイトル
 
 事例研究の概要
平成26年度の事例研究活動・発表で同テーマに取り組み、マニュアル作成等をったところですが、6年が過ぎ、職員も入れ替わってきたことから改めて「保護者とのコミュニケーション」にスポットを当てて取り組むこととしました。「くもりのちはれノート」を通じて、保護者対応がうまくいかなかったことへの他の職員からのコメントのやり取りで、課題を整理していきました。積極的に保護者と関わること、保護者の心の声に耳を傾けることの大切さを確認しました。
 
 事例研究活動・発表を終えての感想
保護者対応がテーマだったため、保護者との関わりの中での悩みや困ったことなど共有しあい、解決策を考えたり励まし合う機会が持てて良かったです。また、ひとつひとつの関りを振り返ったり、気にとめて考えることができていたため、継続していくと良いと思いました。
事例研究の取り組みを通じて学んだこと、大切だと感じたこと、改めて確認できたことなど多くあり、良い機会でした。また、これを通じて他の先生と関りが深まった部分もあると思い、嬉しく思います。
 
 事例研究活動参加メンバー
吉川 舞、馬渕 加菜
かようこども園発表者
 
 施設長(園長)コメント
こども園では、専門職として園児さんの保育に関わっていくのは当然のことですが、育ちの上で大切な時期だからこそ保護者との良好な関係作りは欠かせません。平成26年度にも同様のテーマで事例研究を行い、マニュアルを作成したところですが、この間、職員の入れ替わりもありコロナ禍で保護者との関りがとりにくくなった今、改めてこのテーマに取り組んだことはとても意義のあるものであったと思います。また、この研究を進めるにあたっては、2年の間じっくり保育教諭全員が取り組むことで、職員全員の共通認識を得ることができました。今後、新たに入職する職員に対しても、今回の研究の成果を伝えていきたいと思います。発表者のお二人をはじめ、職員の皆さん、お疲れさまでした。
かようこども園 園長 平井
 
 
 
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事業運営の最重要課題「職員の定着・育成・離職防止」/階層別研修『幹部職員・現場管理者研修』

 
社会福祉法人同朋会で毎年実施している階層別研修のうち
『幹部職員・現場管理者研修』を実施しましたので、報告いたします。
 
対象:施設長(園長)、副施設長、事務長、主任、副主任及びこれに準ずる者
   計27名参加
狙い:幹部職員及び現場管理者として、事業運営の最重要課題である「職員の定着・育成・離職防止」について学び、参加者それぞれにおける、また各事業所内における課題への取り組みに繋げる
 
概要:
① 今後の経営・事業運営を見据える
② 職員の定着・育成・離職防止/さまざまな環境・状況・状態に対しての課題を確認
③ グループディスカッション(1)/他者からの指摘で自分自身を客観的に理解
④ グループディスカッション(2)/自施設・部署における足りないことの整理と各ポジションから働きかけ
  
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オンラインシステム Zoomを利用して開催
 
1.開会あいさつ
   職員育成委員会委員長 平井 八重子(華陽保育園 園長)
 
2.講義、グループディスカッション
   テーマ:「人事マネジメント~定着・育成・離職防止~」
   講師:人事マネジメント研究所 進創アシスト 代表 鷹取 敏昭 氏
   (人事コンサルタント・社会保険労務士・社会福祉士)
 
3.閉会あいさつ  
    研修委員会副委員長 林 信宏(伊自良苑施設長)
 
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幹部職員・現場管理者研修 参加者
幹部職員・現場管理者研修-20230209
最上段左から1人目:平井 職員育成委員会・委員長
最上段左から2人目:林 職員育成委員会・副委員長
 最下段右から1人目:鷹取 講師 
 

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『第9回 事例研究活動・発表会』を開催いたしました

 
『第9回 社会福祉法人 同朋会 事例研究活動・発表会』を開催しましたので報告いたします。
 
1.目的
社会福祉事業を担う法人として、より良質な福祉サービスを提供するために事例研究活動を実施し、またその成果の発表を通じて、学び合いや社会的寄与を図ることとする。 

2.実施形態
・感染対策として、Zoomミーティングによるオンラインで視聴参加できる形態をとりました。
 
3.日時 令和5年1月21日(土)13:30~16:00
 *11月に開催予定でしたが、新型コロナの影響で延期しての開催となりました。
 
4.プログラム
開会のあいさつ(井上理事長)

■発表Ⅰ 養護老人ホーム 美山荘
    『みんなの知らない養護 ~医務と事務の観点から』
 発表Ⅰへの質問
 発表Ⅰへの他施設長からのコメント(椿野苑 井上施設長)

■発表Ⅱ ワークス伊自良
    『利用者支援とHACCP~取り組みの中から気付いた事』
 発表Ⅱへの質問
 発表Ⅱへの他施設長からのコメント(桜美寮 芦田施設長)

■発表Ⅲ かようこども園
    『保護者とのより良い関係作りをめざしてPart2
   ~チームワークでサポートし合う保護者とのコミュニケーション~』
 発表Ⅲへの質問
 発表Ⅲへの他施設長からのコメント(かがしまこども園 川上園長)

講評(進創アシスト 鷹取敏昭氏)
閉会のあいさつ(平井委員長)
分野別トークタイム 

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※ 詳しくは、改めて報告いたします。
 
 
Zoomを活用しての『事例研究活動・発表会』発表・視聴の様子
全体で約80名の参加となりました。
  
同朋会-事例研究活動・発表会-20230121
最上段
 左端:平井 職員育成委員会 委員長
 左から2人目:井上 悟 同朋会理事長
 左から3人目:(司会)市川 職員育成委員会 委員
 

延期している「事例研究活動発表会」の最終打合せほか/職員育成委員会Zoom開催

 
令和4年度第8回目「職員育成委員会」をZoomを用いて開催しました。
 
[議題]
1.延期になっている事例研究活動発表会について
2.Zoom共同ホストの操作について
3.幹部研修について
4.次回委員会の日程、その他
 
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1.事例研究活動発表会の最終打合せ
当初11月に開催予定でした発表会は、新型コロナの影響で1月21日(土)に延期となりましたので、改めて細部の打ち合わせを行いました。
・各施設及び外部からの参加者確認
・当日の進行確認、役割確認
・各発表に対してコメントをいただく施設長の確認
・発表要旨集の確認
・接続テストの確認
・突発的な事態への想定 その他
 
引き続いて
2.職員育成委員会の委員自身がZoomの操作ができるよう練習の機会持ちました。
これまで参加する側での利用でしたが、今後は共同ホストとして操作できるようになりましたので、Zoomの活用機会がより一層増えるのではないかと思います。
 
1段目左:平井 職員育成委員会 委員長(かようごども園 園長)
1段目中:林 職員育成委員会 副委員長(伊自良苑 施設長)
20230110
3段目右:鷹取先生(人事コンサルタント、社会保険労務士、社会福祉士/Zoomホスト)
 

言語を使わないコミュニケーションの大切さについて学びました/階層別研修『ステップアップ研修〔3〕』

 
社会福祉法人 同朋会 階層別研修『ステップアップ研修〔3〕』に参加した
エリア長、ユニット長、フロア長、クラスリーダーからの研修後レポートを紹介します。
 
1.研修で学んだこと
① 非言語的コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)について
今回の研修で言語を使わないコミュニケーションの大切さについて学びました。日頃、障害のある方々と関わる際に五感でも伝えられるような支援をしたいし、話している相手の反応にも注意したいと思います。

②思考のクセ10項目について
この研修で思考のクセについて学びました。日頃の自分のクセについて考え、コミュニケーションに活かしていきたいと思いました。また、仕事面でストレスを感じないようにしたいと思います。

③自身の成長とロールモデルについて
自分が今まで仕事をしていく中で、他の職員の良いところや目指したいところを見て学ぶようにしていました。私が中核の職員となり、次は後輩が自分を見て目指したい頑張りたいと思ってもらえるような職員になりたいです。
 
2.次のステップへの努力目標
・職場での良い人間関係チームワークを大切にする
→思考のクセに注意しながら、自部署の女性のチームワーク力を発揮して、よい利用者支援ができるよう頑張りたいと思います。必要に応じて女性フロア会議を行い話し合います。

・利用者サービス質の高いものにする
→利用者様の訴えに気をつけて、丁寧な対応ができるようにしたいと思います。自身の担当利用者様への対応について検討し、2カ月に1回ほど振り返りを行ないます。

・目指したいと思われるような職員になる
→後輩から凄いなあと思われる次のことを一つでも意識し、頑張ります。
 利用者様の気持ちに寄り添った声かけや、仕事への前向きでポジティブな姿勢など
 
Zoomのブレイクアウトルームを使い4~5人ずつに分かれて、参加者同士でディスカッションし、悩みを共有し、今後どうればよいか、改善工夫を皆で知恵を絞って検討しました。多くのヒントがあったようです。
STEPUP(3)-2-1_20221015
下段左:職員育成委員会 平井 委員長
下段右:講師 鷹取先生
 
参考「リーダーとしての悩みを共有し、改善工夫に皆で知恵を絞って自信をつけました/階層別研修「ステップアップ研修〔3〕」
 

子どもに自分の気持ちも読まれているということを理解して行動していかないといけない/階層別研修『ステップアップ研修〔3〕』

 
社会福祉法人 同朋会 階層別研修『ステップアップ研修〔3〕』に参加した
エリア長、ユニット長、フロア長、クラスリーダーからの研修後レポートを紹介します。
 
1.研修で学んだこと
① 職場の人間関係を大切にすること
相手を大切にすることはもちろん、自分を大切にすることが大切であるというお話を伺い、自分を大切にするというのはどういうことかわからなかったのですが、考えてお互いを大切にできたらと思いました。
 
② 非言語的コミュニケーション
私は0歳児を担当しているので、毎日言葉ではなく表情やしぐさなどから思いをくみ取る努力をしていますが、同じように自分の気持ちも読まれているということを理解して、行動していかないといけないと改めて思いました。
 
③ 分かっているつもりはダメ!
グループディスカッションで、各々の悩みの中に後輩からの質問にすぐに答えられないというものがありました。知ったかぶりをして答えるよりも、分からないということを伝える方がいいと思います。そして、きちんと確認して応えられるようにして、自分も一緒に学んでいきたいと思います。また、その時に相手への感謝の気持ちを忘れないということも大切にしたいです。
 
2.次のステップへの努力目標
利用者だけではなく、職員に対しても目を見て挨拶を行い、その日の相手のコンディションを確認できるようにする。
その場で聞けない、わからないことを、後から文書なりスマホなりで質問してもらえるよう新人さんとの関係作りをしていく。質問に関してはこちらから分からないことがあったら聞くよ!というこちらの思いを伝えて、聞きやすい環境づくりをしていこうと思います 。
 
 
Zoomのブレイクアウトルームを使い4~5人ずつに分かれて、参加者同士でディスカッションし、悩みを共有し、今後どうればよいか、改善工夫を皆で知恵を絞って検討しました。多くのヒントがあったようです。
STEPUP(3)-2-2_20221015
3段目右:職員育成委員会 蔵園 委員
下段右:講師 鷹取先生

参考「リーダーとしての悩みを共有し、改善工夫に皆で知恵を絞って自信をつけました/階層別研修「ステップアップ研修〔3〕」


「相手に気持ちを言わずに“こうあるべきだ”と求めていた」/『アンガーマネジメント特別講座(コンサルティング)』

 
『アンガーマネジメント特別講座(コンサルティング)』を
受講した一人ひとりから
「学んでよかったこと」や
「今後アンガーマネジメントをどう活用していくか」
などについて語ってもらいました。
 
- - - - -
■Nさん [2]
パートナーだからどんなことでも(聞くべきだ)は
あまりにも過大な期待をかけすぎていたなぁと
とても反省しました。
学んでよかったなあと思うことは
自分自身の怒りがどういうところにあるのか
原因はどこにあるのかということを学んで
これからそれを参考に
自分自身も勉強していかなきゃいけないなと思いました。
 
相手の立場を考えるようにしようと
いつも思ってるんですけども
もう少し形を変えた方がいいというか
踏み込むべきところが違うのかなあ
他の方の話を聞いていると思いました。
自分が正しいと思っていることは
全部がそうじゃないんだというのは学べたので、
これからはそれを意識してやっていきたいなぁと思います。
ありがとうございました。
 
 
■Nさん [3]
今回、このアンガーマネジメントをやったことで
(受験生の)息子との気持ちのズレが本当によくわかったし
相手に気持ちを言わずに “こうあるべきだ” と求めていたことが
よくないことを自分でわかっていなかったんだ
それが理解できて、本当にありがたかったです。
これから、まだ受験の合格発表があり、
その学校に対しての勉強が始まっていくので
もっと厳しくなると思うんですけど
相手を尊重し、今の状態をどう続けていくのかを
自分として考えていきたいと思います。
 
そして、これを施設の利用者の人にも
苛立ちを抑えながらある程度我慢ができるように
気持ちを穏やかにして
パーフェクトかなと思えるような対応になるように努めます。
ありがとうございました。
 
- - - - -

他の方の感想は別記事で報告します。
 
受講者6名と講師の鷹取先生(下)です。
特別講座_20220715-1006
記事の順番は写真通りではありません。 

関連blog「椿野苑職員が「アンガーマネジメント特別講座(コンサルティング)」を受けました


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