「第8回事例研究活動・発表会を終えて」
 社会福祉法人同朋会 職員育成委員長 平井 八重子
  
令和3年7月10日(土)に社会福祉法人同朋会の事例研究活動・発表会を開催しました。
閉会あいさつ_平井_職員育成委員会・委員長当法人では、平成25年から、職員の人材育成とより良質な福祉サービスを提供することを目的に、各事業所でテーマを決めて研究してきた内容を法人内職員全体に向けて発表するという取り組みを行ってきました。障がい福祉分野、高齢福祉分野、児童福祉分野と幅広い福祉を担っているからこそ、分野を超えた課題の共通や学びがあります。
 当初は、参加者を法人内職員に限定していましたが、回を重ね内容も充実してきたことから、福祉分野への就職を目指している学生さんや指導者の方にもZoomによる参加を呼びかけ、参加いただいた方からは「とても参考になった」と好評をいただきました。
 
今回の事例研究の一つめは、ディサービスセンターにおいて利用者さんが「オーガ」という通貨を通じて、「貯める楽しみ」「使う楽しみ」を経験することで活き活きと過ごしていただける仕組みの取り組みでした。二つめは、障がいのある利用者さんの「意思決定支援」の取り組み、三つめは、保育士が笑顔でかかわることの大切さを、保育士2年目の経験を通じて報告しました。
当日は、参加者から分野を超えた立場からの意見や共感の声や質問などで大いに盛り上がりました。

改めて、この活動について、事業所全体で研究に取り組むこと、研究成果については職員全体で共有するという初心に戻り、更に充実した内容の事例研究活動・発表会にバージョンアップしていきたいと思います。
今回の発表会の開催にあたり、ご指導いただきました進創アシスト代表の鷹取敏昭先生、そして人材育成委員の皆様に感謝いたします。
 
 
■ 会場風景(新型コロナ感染対策として会場参加人数を制限して実施)
発表会場
 
■ Zoomでの視聴参加の様子
Zoom視聴
 
 

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